戸建て中古住宅

戸建て中古住宅

戸建て中古住宅に注目が集まっています。

一つは、空き家問題として、取り上げられています。

郊外に建つ、戸建て住宅だけでなく、
都内・横浜等の高級分譲地でも空き家が目立ち出し
話題になっています。

高級住宅地に住む方の高齢化が進み、
戸建て中古住宅が空き家になるケースが増えているそうです。
若い世代には、高すぎて買えない事が多いようです。


もう一つの注目点は、
手頃な価格帯で買えることから、
戸建て中古住宅の取引が増えているようです。

リノベーションをして、新しい設備機器を入れて
暮らしやすくする提案もあります。

戸建て中古住宅をきっちり評価する、
スムストック制度の取扱案件も増えています。

住宅の価値が20年~25年で0になる
戸建て中古住宅市場の改革が進み始めています。

戸建て中古住宅がしっかり評価されれば、住み替えが可能になります。
子供が大きくなったり、親が高齢になれば、
求める、戸建て中古住宅も違ってきます。

住み替えることにより、問題が解決することがあります。


自宅投資


自宅投資とは、自分の家を住むための住居としてだけではなく
資産形成の目的として利用する考え方です。
税制・金利の負担の大きい、
ワンルームマンション等の賃貸住宅の投資ではなく、
住宅ローン減税、低利の住宅ローン、
譲渡益課税の非課税特典など、
有利な条件で、資産形成が出来ます。

戸建て中古住宅は、建物の評価が下がった状態で取得します。
新築物件に比べて、値下がり幅が小さくなります。
借入金額も、同じ広さの物件に比べて少なくなります。
その分、返済期間を短くすることで、
評価額とローン残高の差額が含み益として、貯まって行きます。




戸建て中古住宅の住み替え



定期借地権の自宅・都市近郊の実家
この2件を売却して、二世帯で住める住まいを購入しました。

二世帯の物件も戸建て中古住宅です。
定期借地権の自宅・二世帯の物件
どちらも、スムストック物件になります。
(実家は違います)

最初は、築14年の自宅の売却から

きっかけは、
娘の大学の通学時間の問題から。

受かった大学は2つ。
どちらも、住んでいる場所から、
都心部を挟んで、反対側の大学でした。

少しでも、通学が楽になるようにと、
妻の実家から通うことになりました。

妻は、自宅には、週一で帰ってきてくれましたが、
子供達は、実家に行ったきりです。

5LDKでの1人暮らしになりました。
一年間は、そのまま暮らしましたが、
卒業しても、戻っくる可能性は低そうなので、
自宅を売却することにしました。

私は、公団の古い賃貸物件に住むことに。
1人なので、狭い部屋でも良いのですが、
家族の荷物を保管する必要がありました。

築30年 実家の問題



妻の実家は、都内には、通いやすい立地でした。
最寄り駅までは、歩いて15分ですが、
バス便もありました。
地下鉄にも乗れるので、座って通学出来たようです。

私も一緒に住めれば良いのですが、
実家は築30年の木造住宅。
90平方メートルの家では、
妻と子供達までなら、なんとかなりますが
私が住むスペースはありません。

最近では、雨漏りの回数が多くなり、
大規模な補修、リフォームが必要でした。

戸建て中古住宅の二世帯住宅を購入



自宅の売却をお願いしていた不動産会社のサイトに、
妻の実家から、直線距離で5キロの場所に
二世帯で暮らせる物件が売り出されていました。

最初に見た時は、4480万円でした。
この時は、検討することも無かったのですが、
価格が改定され、3980万円になっていました。

売却予定の自宅は、定期借地権でした。
底地を購入して、所有権に出来るタイプでした。
売却予定額が、底地を買取って所有権にした場合
二世帯の購入予定物件とほぼ同額になることがわかりました。

定期借地権に住む前は、マンションに住んでいて、
その物件は賃貸にしています。
マンションのローンが終わることから、
所有権に切り替えることも検討していました。

マンションのローンが終われば、
二世帯物件を購入して、期間の短いローンを組んでも
返済額は少なくなります。

既存定期借地のままであれば、
後10年少しでローンが終わります。

住み替えを行うと、ローンが後10年支払うことになります。
マンションを売却すれば、
残債を減らせますし、そのままでも、
マンションの家賃収入を返済に回すことが出来ます。

住み替えで実家を売却



築30年の実家は、
不動産買取査定+オークション⇒さてオク


2週間程の期間で、不動産会社に買取っていただきました。

土地・建物は狭い分、1次取得者には買いやすい物件になります。
都内への通勤にも、比較的便利な場所なのが
すぐに、買取っていただけた要因です。

現在、2880万円で売りに出されています。
来年の5月が完成予定です。

戸建て中古住宅の売買契約成立



売却をお願いしていた定期借地権付き自宅。
11月の終わりに無事契約になりました。
少し時間は掛かりましたが、
予定どおりの売却希望金額で契約することが出来ました。

もうすぐ、築15年の戸建て中古物件ですが、
建物の評価を購入希望者の方にも、しっかりしていただきました。

購入者の融資の承認も降りて、
来月の引き渡しを待つだけです。



中古の戸建て物件は、
立地条件を含む、土地の価格のウエートが高い状態でした。

建物のコンデイションが良く、
長期に渡る、メンテナンスプログラムが出来ている物件で
あれば、建物の評価が上がる時代になっています。

土地の値段では無く、住まい価値が評価されています。
中古市場が整備され、中古建物がの再評価され、
中古物件の取引が増えています。

その中で、どのような物件を選ぶか。
購入した住まいも、いずれ中古の戸建て物件として、
売却する時期が訪れます。

買った時だけでなく、売却する時も評価される
戸建て中古物件の選び方をお伝えしたいと思います。