あえて戸建て中古住宅を選ぶ考え方

あえて戸建て中古住宅を選ぶ考え方

2013年のデータですが、
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
中古マンションの成約件数 36,432件
中古一戸建ての 成約件数 12,245件
過去最高の成約件数ですが、
首都圏の住宅着工件数は333,661戸で
中古住宅の流通割合は12.7%と低水準です。

売却可能額が住宅ローンの残高を下回り、住み替えたくても、
出来ない「潜在的な売却需要」もあります。
阻害要因として、建物評価が低いことも上げられていますが、
購入時の資金計画にも、問題があると思います。

住宅ローン制度の拡充により、
頭金が少なくてもローン審査が通るようになり、
また、返済が35年が主流になり、
少ない収入でも、高い物件が購入出来るようになっています。

その為、低金利でも、ローンの残債が減らず、住み替えが出来ないのです。

実力以上の住宅を買っていないか?
少ない頭金・35年ローンで、実力以上の新築物件を買っていないか??
家賃と同程度で買えることから、新築物件を買う方が多いです。
少し予算を減らして、戸建て中古住宅を考えて見ませんか。

築10年前後の戸建て中古住宅、性能評価を受けている住宅であれば
メンテナンスを行えば、50年前後住むことが可能です。
広い戸建が必要な時期は短いので、
子供が巣立てば、小さな家でも大丈夫です。

通勤が無くなれば、住みやすい場所も変わってきます。

戸建て中古住宅を購入して、
その間、ローンを多く返済して、残債を減らします。
戸建て中古住宅は、新築住宅に比べて、総額が少ないないので
その分、金利負担も少なく、
元金を返済することが出来ます。

10年~15年で売却をして、住み替える。
残債を減らすことが出来れば、住み替えは容易になります。


戸建て中古住宅の魅力は価格が安いこと
新築住宅に比べ、価格が安いのが中古住宅の魅力です。
築10年程度の物件で、新築時の50%~60%程度と言われています。
この家に10年住んで、30%~25%の価格で売れるのが理想です。

建物価格だけで見た場合、
新築時  3000万円
築10年 1800万円
築20年  900万円

これくらいの値落ち感で売却出来れば良いのでは。
10年間で900万円なら、家賃で7万5千円程度です。
金利や維持がありますので、もう少し費用は掛かりますが、
家賃より、負担が少ない事例が多くなります。

返済余力・借入余力があれば、都心のワンルームマンション投資
戸建て中古住宅の返済比率が20%程度であれば、
都心のワンルームマンションの投資も可能です。

地価の下がる可能性が高い、郊外部の一戸建てと、
地価の高い、都心のワンルームマンションの組み合わせです。
新築物件で払う予定だった、返済を
中古物件で少なくして、その分を都心の中古ワンルームマンションの
返済にあてます。
入居者かの家賃と合わせて、15年程度で完済すると
65歳からの年金の不足額に充てることが出来ます。


築10年でも、新築でも、同じ広さの戸建て住宅を
購入することが出来ます。
価格差は1000万円。
その時、どちらを選ぶかで、老後の生活が変わってきます。

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