マルチエアコンと隠蔽配管

マルチエアコンと隠蔽配管

公庫の割増融資の対象だったこともあり、
2000年頃の中古住宅は、
リビングに天井埋込み型のエアコンと、寝室や和室に壁掛けタイプのエアコン。
2台または、3台につき、室外機が一つのマルチエアコンが設置せれているケースが多いです。

この設備、交換するのが面倒なのです。
まず、天井埋込み型のエアコンは、サイズが小さくなっています。
昔のサイズに合わせて、調整して設置できますが、
隠蔽配管の可能性が高く、配管の洗浄費用が掛かるケースもあります。
また、家電量販店の価格と比べると高価で、
受注生産品の場合もあります。

現状では、部品交換も難しく、
一箇所壊れると、全て入れ替えになります。

リビングの壁にあなを空けて、
新たに壁掛けタイプを設置する方もいらっしゃいます。

部屋の美観を考えると、
マルチエアコンを全て新しくするのが良く、
15年に一度交換するものと考えておくのが良いかも知れません。

この時期の中古住宅を購入することを考えている方は、
エアコンの交換履歴は、確認する必要があります。

交換費用の目安は60~70万円前後と高額。
購入する物件が、交換していなければ、
住宅ローンで交換出来るように、リフォーム費用として考えておくべきです。

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