建物価格の考え方

建物価格の考え方

戸建て住宅の場合、土地部分の価格と建物部分の価格に大きく分けられます。

中古住宅の場合、
土地価格の占めるウエイトが高くなっていますが、
実際に住んで見ると分かるのが、建物の性能差や住みやすさです。

建物価格は、20年程度で評価が0になる物件が多かったですが、
改良が重ねられた、最近の住宅では、
躯体部分については、50年間でゆっくり減価していくという考え方
で評価する「スムストック」という優良住宅の評価方法もあります。

住宅性能評価書を取得した住宅も増えてきています。
戸建て中古住宅では、今後ますます、
建物の評価の重要性は増してくると思います。

戸建て中古住宅を評価す基準は
建物の部分であれば、

基準となる、再調達価額があります。
今、その建物を新築で建てるといくら掛かるのか?
という基準と
新築時に掛かった費用はどのくらいなのか。

建築時期によって、変わってきますが、
データがはっきりしている方で計算するのが良いと思います。

メーカー系住宅であれば、平均坪単価も発表されています。

次の考え方として、
建物躯体部分の価格と内装・設備の価格を分解してみます。

また、太陽光発電システムやエネファームなどは
別項目として、考えて良いと思います。

外構・造園等の費用も、敷地の広さ等により、
大きく増減しますので、別々に考えても良いと思います。

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