築年数と建物価格の関係

築年数と建物価格の関係

戸建て中古住宅の建物価格はどのように計算されるのでしょうか

査定方法は、色々とあると思います。

売り主の方が考える、中古住宅の価格は、
新築時に掛かった費用を基準に考え、
経年劣化部分、価値が下がって行く計算で考えると思います。
経年劣化部分の下がり方がどのくらいのスピードになるのか。
このスピード感がポイントになると思います。
木造住宅の税法上の償却年数は27年です。
一般的に言われているのは、
20~25年程度で評価が0になると言われています。

メーカー系10社が提唱する「スムストック」では
構造体部分を6割、50年償却
内装等部分を4割、15年償却
で計算する方法があります。

スムストックの評価方法は、
15年から20年くらいの中古住宅から評価の違いが大きくなります。
25年を過ぎても、新築時の3割程度の評価があります。
品質が一定で、アフターサービスが出来ている
メーカー系住宅ならではの評価方法で、
すべての住宅がこの評価が出来る訳ではありません。

中古住宅の購入者にとっては、
価値の高い中古住宅を出来るだけ安く購入することになります。
「スムストック」の評価方法を参考にしても良いと思います。

建物の構造部分の評価
内装設備の評価
付帯設備(太陽光発電・エネファームなど)
外構設備(駐車場・門扉・塀 植栽など)

この4項目に分けて、
金額の評価をしても良いと思っています。

築年数、15年程度まではそれぞれ評価が出来ますが、
15年を超えると、メンテナンス費用も多額となるため、
設備がある方が良いかどうかは、考え方が変わってきます。

メンテナンスコストが掛かってもある方が、生活が豊かになる
設備も多いです。

新設すると、多額な費用が掛かる、太陽光やエネファームなどは、
設備があると、費用を抑えることが出来るものです。


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