戸建て中古住宅と外壁塗装

戸建て中古住宅と外壁塗装

外壁塗装済みの物件と未実施の物件どちらが高い値段で売れるのか

外壁塗装・屋根塗装を実施することで、
建物を古さを一新することが出来ます。

実際に売却する際、個人の方がそこまでお金を掛けてから
売却するケースは少ないと思います。

築14年のメーカー系戸建て中古住宅を売却する際、
点検報告書と見積を頂きました。

見積もり金額は3,262,541円(消費税別)

内訳は、
仮設工事     474,800円
外部塗装工事 1,096,676円
外部目地工事   522,070円
外部附帯工事    30,700円
電気設備工事   841,700円
諸経費      296,500円

これは、外部工事と一部電気工事
インターホンの交換
食洗機の交換
マルチエアコンの交換
を含んだ費用です。

今後5年間で、やったほうが良い工事をまとめたものです。

私の場合は、工事は実施せず、
説明を求めて来た、購入希望者に説明しています。

先に、この金額を見せてしまうと、
値引きをするきっかけを与えることになるからです。


売却前 点検報告書の内容
住宅メーカーに売却まえに点検をしてもらいました。

外壁はチョーキング現象が出ており、
外壁を触ると、白い粉が手に付着する状態でした。

チョーキング現象が発生していた場所は、南面・東面などの
陽当りの良い場所です。

チョーキング現象の写真




外壁の性能が落ちる訳では無く、塗装の塗膜表面の樹脂が破壊された状態です。
原因は、紫外線と降雨の影響です。


外壁の藻による汚れの写真




緑の汚れが付着した写真です。
藻が生えてしまった状態です。
この部分には、ノウゼンカズラの花がありました。
樹勢が強く、外壁やウッドデッキに付着していました。


シーリング目地の状況の写真




破断や断裂が無い状況が確認されています。

自分売却する物件の状態を第3者に診断していただくのは良い方法です。
買主から、住宅インスペクションの申し出を受けることもあります。
売却相手から、指摘されるより、
あらかじめ、内容を把握していたほうが交渉は有利に進められます。

ある程度、高い値段で売却したいと考えているなら、
買主さんが納得出来るコンデイションの住宅にする必要があります。

光触媒塗装の外壁は良いです
光触媒塗装の外壁は良いです 外観は、築10年に見えませんでした。 外壁は、調べたところ、光触媒サイデングでした。 この建物には、陶板外壁のベルバーンという商品があるのですが、 購入した戸建て中古住宅は、違う種類の外壁でした。 採用