築15年と築16年の中古住宅の違い

築15年と築16年の中古住宅の違い

1年間の違いですが、築15年と築16年の中古住宅。

既存優良の中古住宅の評価方法のスムストックでは、
大きく違ってきます。

スムストックでは、簡単に言うと
建物の構造部分は50年間。
内装設備については15年間で0になると考えて評価しています。

クロスや照明器具、エアコン・給湯器・換気扇。
電気製品等は交換に近づいているものが増えています。

物件金額の6割が構造部分・内装設備を4割と考えていますので、
建物の評価額は、40~50%になってきます。

この先、下がっていく金額はなだらかになっていきますが、
購入者にとっては、リフォーム費用が大きくなることや、
給湯器等のメンテナンスの時期が近づいていることになります。

築16年~19年前後が、
購入者側から見ると、安く買えないと物件を購入しずらい時期で、
売却するなら、築15年以内が売却しやすいことになります。

築16年前後で売却を考えている場合、
どのくらい設備を更新するかも微妙になります。

この時期の建物の場合、マルチエアコンや天井カセット式のエアコンを
導入している建物が多いと思います。
壁かけ式に比べて交換費用が増すので、30~50万円の費用が掛かります。
給湯器も交換時期です。これも30万円前後の費用。
メンテナンスが必要なものが多くなる時期です。

壁のクロス等の汚れも目立ちます。フローリングの輝きも落ちます。
見ための良さを維持するのが、難しくなってきています。

高く売却するためには、部屋の中も勿論ですが、
外壁・屋根、外構・駐車場・庭のメンテナンスも必要です。



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